馬刺しって色々あるけど、値段もピンきりでどれを選べばいいかわからない…ここでは上質な馬刺しの選び方をご紹介します。やっぱりギフトで大切な方への贈り物ですから、おいしい馬刺しを食べてもらいたいですよね。
やっぱり馬刺しは熊本
なぜ馬刺しは熊本が選ばれるのか、それにはちゃんとした理由があります。
加藤清正がうんぬんの歴史的な話もありますが、今回は別の視点からお話しします。
まず、馬刺しを選ぶときに注目してほしいのは「産地」です。
馬刺しの産地はほとんどが海外のものになっています。しかしこの産地のことをわかっていないとすべての馬刺しが一緒に見えてしまいます。
馬刺しの産地には2種類存在します。
その一つが馬刺しの産地でもっとも多い「カナダ産」、そしてもう一つの産地の表記に「カナダ産熊本肥育」があります。今回は馬刺しは熊本の特産品なので熊本を例にお話をします。
産地が「カナダ産」となっている馬刺しはどういう馬刺しかというと、生まれも育ちも加工もカナダで完了している馬肉です。カナダの加工場で加工し、カナダから冷蔵で輸出された馬肉ブロックを日本の加工場にもってきて馬刺しにしたものです。
一方、「カナダ産熊本肥育」の馬刺しはどういうものか、これは生まれ、育ちはカナダ、そしてさらに熊本でも肥育され、その後日本で屠畜、馬刺しになってるものです。
つまりは生きたまま飛行機に乗せて、熊本の牧場に移し、仕上げの数か月から1年くらいをそこで過ごし、馬刺しにされています。
じゃあ、どちらの馬刺しがいいか?わかりますよね。後者の「カナダ産熊本肥育」の馬刺しが新鮮で臭みが少ないのです。「カナダ産」はカナダで加工されており、そこから日本に輸入されるまで冷蔵で保管され、時間がかかります。
熊本で加工された馬肉はすぐに冷凍保存、新鮮なまま冷凍されるのでクセが少ないのです。馬肉は時間が経過すればするほどクセが強くなります。
これから百貨店やスーパーで馬刺しを見かけたときはまずそこに注目してください。
もちろん価格は後者の方が高いです。生きたまま飛行機で日本に連れてきて育てるのでコストがかかるからです。しかし、カナダで加工された馬肉より新鮮でおいしいです。
その馬刺しは天然の霜降りですか。
次に注目してほしいのが、「原材料」です。馬刺しの中には天然の霜降りと脂肪注入で加工された霜降りの2種類があります。
それを見分けるのに簡単な方法は「原材料」を見ることです。天然の霜降り馬刺しの原材料は「馬肉」としかなってませんが、脂肪注入された馬刺しは馬肉のほかに「~脂肪」などが記載されています。脂肪という記載があった場合は天然の霜降りではないと思った方がいいでしょう。
おいしさも格段に違います。天然の霜降りは脂に変わりはないですが、牛のようにぎっとりしておらず、あっさりしていて、赤身肉と一緒に口の中でとろけます。一方の脂肪注入の馬刺しはやっぱりどこか人的な脂感が拭えません。ぜひ比べてみてください。
ギフトには熊本の馬刺しをお勧めします。
熊本で有名な馬刺し屋さんといえば菅乃屋さん、フジチクさんが有名です。
この二社の馬刺しは海外産ではありますが、熊本の牧場で育て、馬刺しにしているので新鮮さが全然違います。さらに食の安全を保障するSQFやISO22000などの国際規格も取得しているので、安心安全です。
お中元やお祝いなどギフトで馬刺しを贈ろうと思っている方はぜひ熊本特産の馬刺しをお選びください。おすすめの馬刺しを何点かご紹介しますので、こちらでご購入下さい。
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